ＤｉｒｅｃｔＸ３以降(３．５．６)を動かす方法
通常、DirectX３以降をインストールすると再起動させると必ずフリーズしてしまう（動かなくなる）のでインストールできないと思いますが、以下のことをすると、 ＤｉｒｅｃｔＸ３、５、６対応のソフトを動かすことができます。ただしＤｉｒｅｃｔＸシリーズはＴＯＷＮＳでは、ハード自体ＤｉｒｅｃｔＸに 対応していないので、動作はかなり遅いはずです。
ちなみにＤｉｒｅｃｔＸ５はＭｉｃｒｏｓｏｆｔのサイトからダウンロード出来ます。
ＤｉｒｅｃｔＸ５
ＤＯＳ／Ｖ用（３．５ＭＢ）とＮＥＣ・ＰＣ−９８用（２．２ＭＢ）がありますが、ＴＯＷＮＳで使用する場合はＤＯＳ／Ｖ用を使用したほうがいいと思います。
ＤｉｒｅｃｔＸ５のダウンロードのページへ
DirectX６
ＤＯＳ／Ｖ用（３．８ＭＢ）とＮＥＣ・ＰＣ−９８００シリーズ用（２．３ＭＢ）がありますが、ＴＯＷＮＳで使用する場合はＤＯＳ／Ｖ用を使用したほうがいいと思います。
ＤｉｒｅｃｔＸ６のダウンロードのページへ
１．ＤｉｒｅｃｔＸ３以降をインストールして、再起動させる。
２．再起動後、『Ｓｔａｒｔｉｎｇ Ｗｉｎｄｏｗｓ９５』が表示されているときにＰＦ８キーを押し、スタートアップメニューを出し、６．Ｃｏｍｍａｎｄ Ｐｒｏｍｐｔ Ｏｎｒｙを選択する。
３．そして、Ｗｉｎｄｏｗｓ９５がインストールされているドライブに移り、『Ｅｘｔｒａｃｔ』コマンドを使用し、以下の３つのファイルを複写する。
（この場合、＠のマークにはＷｉｎｄｏｗｓ９５をインストールしたドライブ名を入力してください。例：Ｅドライブなら、Ｅと入力）
WINDOWS\COMMAND\Extract(ｽﾍﾟｰｽｷｰ)/E(ｽﾍﾟｰｽｷｰ)/L(ｽﾍﾟｰｽｷｰ)@:\Windows\System\Vmm32 Q:\WIN95\WIN95_18.cab VMCPD.vxd(ﾘﾀｰﾝｷｰ)
WINDOWS\COMMAND\Extract(ｽﾍﾟｰｽｷｰ)/E(ｽﾍﾟｰｽｷｰ)/L(ｽﾍﾟｰｽｷｰ)@:\Windows\System Q:\WIN95\WIN95_04.cab JOY.cpl(ﾘﾀｰﾝｷｰ)
WINDOWS\COMMAND\Extract(ｽﾍﾟｰｽｷｰ)/E(ｽﾍﾟｰｽｷｰ)/L(ｽﾍﾟｰｽｷｰ)@:\Windows\System Q:\WIN95\WIN95_18.cab VJOYD.vxd(ﾘﾀｰﾝｷｰ)
４．すべてのコピーが終わったら、リセットを押して再起動させる。
５．そしてＷｉｎｄｏｗｓが起動できればＯＫです。
また、上のやり方が面倒な人にはその他のやり方として、Ｗｉｎｄｏｗｓ９５のＣＤを用意して、ＳＥＴＵＰ．ＥＸＥを実行して『変更したファイルや壊れたファイルのみコピーする（Ｒ）』を選び 変更された（新しいファイルとして検出される）ＶＭＣＰＤ．ｖｘｄ、ＪＯＹ．ｃｐｌ、ＶＪＯＹＤ．ｖｘｄを元のファイルに戻してやるというやり方もあります。
１．ＤｉｒｅｃｔＸ３以降をインストールして、再起動させる。
２．再起動後、Ｓｔａｒｔｉｎｇ Ｗｉｎｄｏｗｓ９５が表示されているときにＰＦ８キーを押し、スタートアップメニューを出し、６．Ｃｏｍｍａｎｄ Ｐｒｏｍｐｔ Ｏｎｒｙを選択する。
３．そして、以下の文字を打ち込んで、ＣＤーＲＯＭを使えるようにする。
ＭＳＣＤＥＸ．ＥＸＥ（スペース）／Ｄ：ＴＯＷＮＳ＿ＣＤ（スペース）／Ｌ：Ｑ（スペース）／Ｍ：８（リターン）と打ち込むとＣＤーＲＯＭドライブは、Ｑドライブとして認識する。
４．そしてＷｉｎｄｏｗｓ９５のＣＤをＣＤーＲＯＭドライブにセットして以下の文字を打ち込む。
ＣＤ（スペース）Ｑ：￥ＳＥＴＵＰ（リターン）と打ち込むと、セットアップ画面に移る。
５．どんどん進むとセットアップの方法の選択があるが、その時に必ず『変更したファイルや壊れたファイルのみコピーする（Ｒ）』を選択する。
６．そしてその後、ファイルをインストールしているときに、新しいファイルとして以下のファイルが検出されるので（ＶＭＣＰＤ．ｖｘｄ、ＪＯＹ．ｃｐｌ、ＶＪＯＹＤ．ｖｘｄ）そのファイルだけを書き直す。（ただ、いいえを選択すればいい）
しかし、その時に絶対に『すべて上書き』を選択しないこと。そして上の３つのファイル以外に検出された新しいファイルは必ず残すこと。（はいを選択すればいい）もし消してしまうと後でめんどくさいことになる。
７．インストールが終わって再起動させれば、ＤｉｒｅｃｔＸ３以降は有効になっているはずです。
