Last update:2008/05/31
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GINA三姉妹 ■ GINA三姉妹 (ECHO GINA3G) ■
■ GINA三姉妹 (ECHO GINA3G) ■
GINA三姉妹

　新しいマシン用に、サウンドカードはどうしようかな〜と考えたのですが、結局echo audioのGINAシリーズにしてしまいました。 今更PCI・・・という気もしなくは有りませんが、もう次は無さそうなので(^^;

　ご存知ない方のために書いておくと、echo audioはUSAのオーディオ周辺機器メーカーで、GINAは同社のPCIオーディオカードのミッドレンジ製品シリーズです。 GINA3GはGINAシリーズの3世代目の末娘で、6chのアナログ出力と2chのファンタム対応アナログ入力、24bit 96KHz対応のディジタル入出力を備えています。 数字だけ並べると目新しくありませんが、そこはそれ。使って感じる力強い音質が特徴です。

　一番上から GINA3G, GINA20, GINA24 です。GINA3Gだけ奥行きが長いので、気を抜くと落ちそうです。実際には重ねての運用はムリですね(^^;

　GINA24はGINA20の直系なので見た目にも似た感じだったのですが、GINA3GはPCIボード上にはほぼDSPチップしか無くなり、以前と大きく違う印象です。 GINA24でそれなりだった内蔵ヘッドフォン端子も、だいぶマシになってました。また楽しめそうです。

GINA3G PCI Board

初出:2007/02/04
update:2007/02/22
update:2007/03/19
update:2007/08/14
update:2007/05/31

■ Windows Vista対応 Driver試用 ■


　えらい！快挙です。海の向うはカリフォルニアより早々と Vista対応ドライバが早々リリースされました。今回検証したバージョンは、Ver.7.1 です。
なお、WinXP 64bit とWindowsServer 2003にも対応しているとのこと。素晴らしいですね。

Vista Driver

おなじみのインストーラもちょっとだけおしゃれに透けてます。
スクリーンショットを取るのも気を使わないといけません。

Vista Driver

Vista 64bit版はまた今度ね、だそうです。

Vista Driver

無事にインストールされました。お隣に邪悪なものが見えますが、気にしないで下さい。
（というか、最近はオンボードサウンドが無いマザーが多くて邪魔で邪魔で）

Vista Driver

枠の部分こそ透けては居ますが、いつものコンソールですね。これを見ると安心します。

Vista Driver

MediaPlayerからデフォルトデバイスに設定。
最初、音が出なくて何故かなと思ったら、前述の邪悪なものに設定されてただけでした。
せっかく存在を忘れてたのに。

　ともあれ、Vista環境でも無事にECHO製品から音が出るようになりました。良かった良かった(^^)

　ただし、安定度はまだイマイチと言わざるを得ません。というより重い重い。
　通常のアプリで音を鳴らしていると、他のアプリの動作によって時々不自然にプツっと音が途切れますし、たとえASIOで使っていても他のアプリの動作に引っ張られて音が乱れることがありました。パフォーマンスの設定でアプリ優先にしてもバックグラウンドサービスを優先にしても、あまり変わりません。

　Aeroを切るとかなりマシになります。CPUが非力(Opteron146定格)か、チップセットが頼りない(VT890)せいもあるかもしれませんが、どちらにせよまだWin2k環境の安定度には及びません。
ドライバが悪いのかOSが悪いのかは微妙なところでは有りますが、OS側はそうそう治りそうには思えませんので、ECHOさんのフォローに期待したいところです。

　ひとまず今回はここまで。
　ECHOさんに感謝しつつ眠りにつきます。

update:2007/03/19
■ Vista Driver 再度 ■


うーん。未だに筆者の環境ではVistaではちゃんと鳴らないのです。ブチブチ音が切れるのです。
ドキュメントを読むと、MediaPlayerでは不具合あるかもよ、と書いては有るのですが、もう少しちゃんと鳴ってくれても良さそうなもの。
MediaPlayerはさておくとして、ASIOでも負荷をかけるとちょくちょく音切れするのは納得行きません。

素直にXPなり2Kなりを使えばよいのですが、ちょっと悲しいので、新マシンを組んだついでに再度確認してみました。
いつの間にかドライバのバージョンも上がって 7.2 になっています。

Device Manager

値下がりして買いやすくなったAthlon64 X2 4200+です。


前に試したときは、やっぱりVistaはシングルCPUじゃロクに動かないのかな勝手に思っていたのですよね。ちなみにマザーは ASUS M2A-VM HDMI、チップセットも変わりました。

よしこれなら・・・と思ったら・・・ダメですか。
WindowsMediaPlayer はさっぱり。lilith+ASIO でも、やっぱり他のアプリにつられてプチッと音が切れてしまいます。

と、そこで。そう言えば echoのドライバには purewave なる機能があったような。


Echo Console

purewave の存在をすっかり忘れてました。

Echo Console

purewaveに設定すると規定のデバイスにできなくなってしまいます。


これならどうだろうか・・・。おお、大丈夫。

WaveMapper→PureWaveならOKで、DirectSoundでは選択できず、 ASIOを使うとやっぱり他のアプリにつられてプチッと音が切れが発生します。
オーディオデバイスを自前で選択出来るアプリで無いと設定できませんが、ひとまず Lilith と MediaPlayerClassic はきちんと鳴りました。良かった良かった。

今まではウィンドウ最大化・最小化で再描画連続とか、フリップ3Dで回しまくると必ずと言って良いほどプツプツ音がしていたのですが、これなら全然大丈夫です。

Lilith - PureWave

LilithでWaveMapper→PureWaveのChを指定。


しかし、これではDirectSoundが選べないのでゲームには使えません。どうしましょうか（＜そんな勿体無いことは止めなさい(^^;)）
ところで、こんな下らんことで躓いているのは自分だけなのだろうか？ （周りの知り合いはVista + PCIオーディオカードの人がいないので・・・）

めでたしめでたし

ひとまずめでたし。

update:2007/08/14
■ Vista WaveRT対応ドライバ ■


けっこう前(2008/02)にWaveRTというのに対応した新しいドライバ (8.2) が出ていたのですが試せずにいたので、ようやく試してみました。
WaveRTとは何かというと、Vistaの新しいドライバモデルだそうです。

Console

あらためてVerは8.2です。

Console


なんかコンソールが激しくデザインが変わってます。かっこよくなりました。
Firewire系の製品とデザインを合わせたのかな？
以前が嘘のように安定して動いています。何をやっても音切れすることはなくなりました。


Console

Setting画面。いつの間にか、サラウンドモードと、ステレオモードが選べるようになってました。
Readmeによると、今回の追加機能のようです。サラウンドモードがデフォルトになっていました。

Console

サラウンドモードにするとアナログ出力が6chのオーディオデバイスが1つとして認識されます。
DVDを鑑賞したりする場合はこちらが良いですかね。

Console

ステレオモードにすると従来通り2chステレオのオーディオデバイスが3つとして認識されます。


ドライバ V8.2 になって、全然問題なく使えるようになりました。これといって問題が見つかりません。
ECHOさん素晴らしい! これで安心して使えます。ECHOの中の人に拍手です。

ただ・・・。Readmeによると、Vista SP1で多くの修正が適用されているのでSP1を推奨する、と書いてあるので
音が正しくなるようになったのはVistaがSP1になったから？ それともドライバの作りが良くなったから？
どちらか分かりませんが、微妙なところです。

どちらにせよ、ECHOのPCI製品が安心して使えるようになったことは確かです。

(Update:2008/05/31)

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