Last Update:2000/01/01
その時、人々は戦慄する
恐怖のギャラクシードリンク
今、まずい飲み物の頂点に君臨すると思われる、ひたすらまずい
飲み物です。正式名称は、「ギャラクシードリンク 宇宙味」、この
「宇宙味」
の一語が全てを物語っています。はっきり言って、伊達ではありません。
少なくとも、AnotherWolrdをかいま見ることが出来るまずさです。
これは、後世に伝える価値があると言っても良いでしょう。
とりあえず、ものを見えるのが一番です。
まるで信号機のように３色揃っています。
見た目にかき氷のシロップに似ているように見えなくもありませんが、
コップに注ぐと毒々しさはそれを遙かに上回ります。
しかも、この怪しさを助長しているのがラベルです。
写真では良く見えませんが、昭和３０年代前半の原色ベッタリなＳＦ調
イラストです。これだけでも、充分怪しいといえませう。
死にます。まずいです。もはや危険です。果てし無くまずいです。
強いて何かに例えるとすれば、腐ったプルーンを１００倍まずくした」ような
感じです。はっきり言って、
一気飲みには生命の危険を伴います。
そのくらいまずいのです。色によって、微妙に味が異なるような気もしなくはないのですが、
不味すぎて比較は不可能です。普通の味覚の持ち主なら、いや、生存の意思を持つ者なら
恐らく拒否反応を示すこと間違いないでしょう。少なくとも、動物に飲ませようとしたら
本能的に危険を察すると思います。
３色揃っているなら、混ぜてみたいと思うのが人情というものです。
ここら辺、「メカが３体揃えば合体の可能性有り」という定理と通ずるものが
あります（ほんとか？）
で、３原色の液体ですので、混ぜると当然「黒」になります。
これだけだと常識の範囲内なのですが、きれいな「黒」には当然なり得ません。
その色は、
基盤のエッヂング液(*)使用後
に酷似していると言う説が再有力視されています。そのくらい、すばらしく危険な
感じの「黒」になります。
当然、飲んだ人がおりますが、相当まずかったそうです。
（＊注：エッヂング液：基盤の銅箔を溶かすための液体です）
長野県のどこかで手に入るそうです。
ラベルは日本語で記述されていますが、原産国を見ると、
ロシア製
だそうです。これを考案した人の味覚を疑います。
ロシアでもやっぱり人気は無いんだとは思いますが。
・ぐぇ〜、まずい〜！
・色からしてやばいよな。
・舌が青く染まって取れない！！
・誰か３色揃っておいしく飲んでくれ！
・人ひとり簡単に殺せるよな。
・誰が飲むんだよ、こんなもの！
そのあまりのまずさに「何かで薄めて飲むのではないか」と考えられましたが、
水では効果がなさそうなので、ウォッカ等で薄めるのが有効であると思われます。
ただ、ウォッカがその場に無いので試しはしませんでした。ただ、もし試したとしても
やっぱり破壊的にまずいのは変わらないと思われます。
よっぽど味が濃い、もしくはアルコールの強いものでごまかして飲むことは
出来なくはないと思います。
正式名称：
GALAXY DRINK ／宇宙味
原産国 ：
ロシアらしい
入手先 ：
長野県内のどこか、らしい。
お値段 ：
￥６６０
ギャラクシードリンクはマジでまずいです。
もしどこかで発見して、飲んでみて気を失ったり、その他疾患が悪化したり、
社会生活に支障を来しても、筆者は責任を負いかねます。
もし飲むのであれば、かなり覚悟をすることをお勧め致します。
